「COSMOS」とは |
「COSMOS」は、ボーカリストのSachikoとキーボーディストのミマスによる音楽ユニット
「アクアマリン」が1998年の初夏に結成されて以来、
オリジナル曲の一つとして演奏されてきました。
50曲を越えるオリジナル曲の中でも、
ライブコンサートでは必ずと言って良いほど演奏するアクアマリンの代表曲です。
アクアマリンは1999年4月にメジャーデビューしましたが、
文部省(当時)国立天文台後援の「スターウイーク(星空に親しむ週間)」の
1999年テーマソングという形でCDがリリースされました。
(1999〜2003年に引き続き2004年もテーマソングに決定しました。)
スターウイークは、毎年8月1〜7日で、
子供から大人まで多くの人々に星空に親しんでもらおうと制定された1週間です。
この期間中には全国で数百の星のイベントが開催されています。
アクアマリンが初めて人前で演奏したのは
1998年8月、長野県八ヶ岳の麓で開催された原村星祭りというイベントでした。
演奏後にデモテープの販売をしたのですが、
そのときにカセットテープを買って下さった方の中に、
東京の小学校の先生がいらっしゃいました。
その方のご尽力などにより、合唱アレンジの楽譜が出版されました。 |
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「COSMOS」と言うタイトルの意味 |
一般的には花の名前と思われてしまいますが、
「COSMOS」とは古いギリシアの言葉で、「宇宙」という意味です。
また「秩序」や「美」という意味もあるそうです。
古代ギリシアの人々は、規則正しく運行する星や太陽を見て、
宇宙には何か神秘的で壮大な決まり事があり、
人間はもちろん森羅万象がそれらに従っていると考えたそうです。 |
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「COSMOS」を歌ってくださる皆様へ |
「COSMOS」は、僕が幼い頃から星空に親しみ、
長い時間をかけてそこから学んだことを歌に集約した作品です。
僕は思春期の頃、自分とはいったい何なのか、
自分の存在にはいったいどんな価値や意味があるのか考えるようになりました。
それは誰もが一度は心に抱く問いで、
長い時間をかけて人それぞれの答えを見つけてゆくのだと思いますが、
僕の場合は、その答えをくれたのは星空でありました。
星空に限らず、美しい自然の風景の前に、
ゆっくり時間をかけて座っていると、人間はいろいろと考えるものです。
そういう時間をたくさん積み重ねたおかげで、この歌が生まれたのだと思います。
ぜひ今度、時間があったら
あなたもベランダから10分でいいですから夜空を眺めてみてください。
「COSMOS」を作ったときの僕の気持ちが少し分かっていただけると思います。
「COSMOS」を多くの若い方々に歌っていただけることは、たいへん光栄に思います。
学校の合唱コンクールなどで歌ってくださるさいには、
イマジネーションをふくらませて、元気よく、
みなさんの歌で「宇宙」をつくってください! |
作詞・作曲 ミマス |
「どうしたら上手く歌えるんだろう?」「どうしたら高い音が出るんだろう?」
いろいろと思う方がいらっしゃると思います。
上手く歌えることも、ちゃんと音を出せることも、
練習の上ではとても大切なことだと思います。
けれども、もっともっと大切なのは、「心」だと、思います。
心に感じたことを大切にして、気持ち良く歌えば、
あなたの心は空まで届くような気がします。
同じ歌、同じ歌詞でも、歌う人一人一人、
その意味合いやイメージは違ってくると思います。
その一人一人の想いの違いが重なって、
新しい、たった一つの「COSMOS」が、
またそこに生まれると、私は思います。
みなさんの「心」、みなさんの「COSMOS」、
空高く響き渡ると、信じています! |
ボーカル Sachiko |
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アクアマリンのCD |
アクアマリンの演奏によるオリジナルは、
「天の川のひとしずく」および「Songs of COSMOS」に収録されていますが、
これらのCDはインディーズなので市販されていません。
お求めはDISCOGRAPHYをご覧下さい。
その他
・ 天文雑誌「月刊・星ナビ」誌の通信販売
・ 天文グッズショップ「スターゲイズ」のネット通販
でも、ご購入いただけます。 |
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楽譜 |
新・中学生のクラス合唱曲集『COSMOS』音楽之友社編(13曲収録)
楽譜だけのものと、合唱団による演奏が収録されたCD付きのものが発売されています。
市販されていますので、全国の書店、楽器店などでお求め下さい。 |
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