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英語
Sachikoも僕も、この1年ほど、英会話の勉強を一生懸命やってきた訳ですが、
その成果は、あったといえばありますし、全然だめといえばそういう感じもします。

振り返ると、そんなに猛烈に勉強した訳ではないので、まああのくらいの勉強なら、
このくらいの成果にとどまるだろうな、という感じです。今後はもっとちゃんと勉強したいと思います。

ホテルやレストランなど公共の場での事務的な会話なら、なんとかなりましたし、
知り合った人と、無難な世間話ならできました。

でも観光ツアーのガイドさんの解説や、現地の人どうしがしている会話は
一言も聞き取れないということがたくさんありました。

英語が分からなくて最も困った「事件」(?)といえば、電話で宿を予約するときです。
グランドキャニオンの宿だけは事前に予約しておきましたが、他は全部、
現地で、次に行く町のホテルに電話をかけて、予約をしたのであります。

たいていはうまくできたのですが、一か所だけ、ホテルのチェーン店(?)、
つまり全米に何か所もホテルを持っている会社の、その一つに泊まろうと思って、その宿に電話をかけたときのことです。

最初、Sachikoが電話をかけたのですが、「良く分からなくて何度も聞き返したら、切られた。」と言います。
そんなばかな、と思って今度は僕がかけたのですが、
日付、日数、人数、、、と順調に話がすすんで、ひとつ、どうしても意味不明なことを聞かれました。
何度聞き返しても、何を聞かれているのか分かりません。
一生懸命聞き取ろうとすると、「What City?」と聞こえます。
自分がいまどこから電話をかけているのかを聞いているのか?とか、
日本での住所を聞かれているのか?とか思っていろいろ答えましたが、
相手は「違う違う!」といって、イライラしてる様子です。

そしてついに、相手が何気なく素晴らしいヒントをくれました。
「だから、たとえばロスとかサンノゼとか、そういうことを聞いているんだ!」と言ったので、ようやく状況が飲み込めました。

つまり、こちらは、相手がチェーン店だなんて知らなくて、ある町の、ある特定の宿に電話しているつもりだったのですが、
その電話は、ホテルチェーンの本社につながってしまっていて、どこの支店(?)に泊まりたいのかを聞いているのでした。
ガイドブックに出ているフリーダイヤルで宿の予約をするときは、ぜひあなたも僕達の失敗を参考にして下さい(笑)。

あと、やっぱり、発音の練習をちゃんとしないといけないと、思いました。
「ハリウッド」と言っても、通じませんでした。
相手は映画プロデューサーで、映画の話をしている最中にもかかわらず、です。
5回くらい、いろんな発音を試みましたが、だめでした。

砂漠の中に巨大な発電所があって、「目立ちますねー!」と言いたかったのですが、
「目立つ(アウトスタンディング)」という単語も5回くらい言っても理解してもらえませんでした。
なんでこんな簡単な単語が?!と、かなり自信を失いました。

旅行から帰って来てから、英語の夢をよく見ます。一生懸命話しているのに、通じないという夢です(笑)。

僕は、ことしの夏頃、アメリカ西部のガイドブックを買って読んでから、その世界に魅了されました。
旅行中も、次はいつ来れるかずっと考えていましたし、帰りの飛行機の中では、旅行計画を作っていました(笑)。

ニューメキシコには純白の砂漠があると言いますし、
ザイオンには幅が6mで両岸が300mの垂直な岩壁という渓谷があると聞きます。
砂漠にたくさんの巨大な岩のアーチがある、その名も「アーチーズ」。
気温が50度にもなる「死の谷」。高さ700mの滝があるヨセミテ。セコイアの巨木の森。
名前が全てを表している「バッド・ランド」の荒野。

自分が興味を持ったところを回るだけでも、半月くらいの旅行を、あと3回やらないといけないという見積もりがでました。
でも人生の良い目標ができたことを嬉しく思います。

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