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DEATH VALLEY
デス・バレー国立公園はカリフォルニア州にあります。ラスベガスから車で西に3時間ほどです。
僕たちはラスベガスからネバダの砂漠をひた走り、
デス・バレー国立公園のゲートまであと20kmという、ビーティという小さな町に泊まり、ここを訪れました。

「デス・バレー=死の谷」というショッキングな名前は、幼い頃に地図帳で見つけてちょっと怖くなったりした記憶があります。
ここは夏になると毎日のように気温が40度台の後半に達し、人を寄せ付けない灼熱の大地になるそうです。
雨が全くと言っていいほど降らず、わずかな水も全て干上がって、
溶けていた微かなミネラル分が蓄積されて塩の結晶となり、谷底に広がっています。

また、この谷は標高が海抜0メートルよりも低い部分があり、もっとも低いところは海面下85mだそうです。

いよいよドライブ旅行最後の目的地、
デスバレーに入りました!

看板には「標高0m地点」と書いてあります。
下り坂はさらに続き、標高がマイナス、つまり
海面より低いゾーンに入ってゆきます。

サチコ嬢は「気圧のせいで耳が痛い」と言っていましたが、
僕は気のせいだと思いました。
しかし本当に気圧のせいかも知れません。

まず砂丘に行きました。
夏ならばここを歩くのは
本当に命を落とす危険があるそうですが、
冬のこの日は気温18度で
(ビジターセンターに温度計があったので見ました)、
「爽やかな風に吹かれて絶好の観光日和」という感じでした。

「悪魔のコーン畑」という名前で呼ばれるエリア。
大地はいちめん塩なのですが、
こんなところにも植物が生えているのです。

ダンテス・ビューという展望台。
車でグングン登ってゆきます。
ここは標高1600mで、谷底は海面下、
対岸の山々は標高3400mほどだそうです。

スケールが大きすぎて、
そのような実感がぜんぜんありません。
白く見えるのは、ぜんぶ塩の結晶です。

「悪魔のゴルフコース」と呼ばれるエリア。
塩と泥が混ざって固まっています。
表面はギザギザで、固さは岩石といっしょです。
看板には「骨折に注意」とありました。

「バッド・ウオーター」というエリア。
真っ白な塩の上を歩きます。
看板には「海面下85.5m」と書いてあります。

いちめんの塩の大地。
表面は大きな6角形の模様に覆われています。

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