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KALBARRI
この写真はカルバリ国立公園の「Red Bluff(赤い崖)」と呼ばれる海岸です。
地球創生を思わせる、荒々しい赤い岩石に波が打ち寄せていました。

カルバリはインド洋に面する小さな町で目の前には穏やかで美しいビーチがあります。
郊外には緑豊かな峡谷と、磯や海崖の風景もありバラエティに富む大自然に触れられるすばらしい所です。
僕はこの小さな町のユースホステルに2泊しました。オーストラリアで最初に泊まった記念すべき場所です。

町はマーチソン川がインド洋に注ぐ河口にあり、
とてものどかな空気が流れています。。

僕は生まれて初めてインド洋で泳ぎました。
もぐると魚が何種類かいました。

これはカルバリ国立公園の
「Z−Bend(ゼット・ベンド)」と呼ばれるポイント。
マーチソン川の
素晴らしい峡谷が眺められます。

他にも「ザ・ループ」、「ホークス・ヘッド」という
ポイントにも行きました。
カルバリ国立公園はとても広大で道はほとんど未舗装なので、町からのツアーに参加しました。
メンバーは、運転手兼ガイドのジョンさんと、スイスから来た老夫婦と、僕だけでした。

「ゼット・ベンド」と「ザ・ループ」というポイントに行くツアーは半日で35ドル(2800円)でしたが、
お金を払っただけあって、とても良かったです。

遊歩道を歩いてマイクロバスに戻ってくるとガイドのジョンさんが冷たい水を出してくれたり、
展望台の日陰のベンチで、おやつに奥さんが作ったケーキとコーヒーをご馳走してくれました。

暑い中で、クーラーボックスからコチコチに凍ったタオルを取り出して渡してくれたときは生き返る思いでした。

カルバリ国立公園はとても神秘的です。
ひたすら静かで、
時が古代から止まったままのような印象でした。
おやつタイムの時に、スイスの夫婦が
『東部ではずいぶん日本人を見かけたが、西部ではアンタが初めてだな。』というので
僕が、『日本の人たちの間では、シドニーとかケアンズが人気があります。』と言うと、
ガイドのジョンさんが、
『そうだ! ケアンズは日本人に占領されたのだ! ケアンズ市のオーナーは日本の人々だ。』
といって、ケアンズに行ったときの面白い話を聞かせてくれました。

ケアンズに旅行に行ってレストランに入って
ウエイターさんが持ってきたメニューを見たら、日本語で書かれていたそうです。
それで、『おいおい、ここはオーストラリアだぞ、オレはオーストラリア人だぞ。英語のメニューを出してくれ。』と言うと、
ウエイターさんはサラリと、『あ? そうですか? じゃ、壁を見てください』と答えるので壁を見たら
ホワイトボードに小さなアルファベットでメニューが箇条書きになっていたそうです。

『あそこじゃ、オーストラリア人が外国人観光客みたいだ』そうです。

これは「Thorny Devil(ソーニー・デビル)」という
トゲトゲのトカゲです。

ガイドのジョンさんがバスの運転中に見つけて
降りて走っていって捕まえました。
触ったらトゲがとても固くてスゴイナーと思いました。

海岸の方へは一人で行きました。
岩場の遊歩道を歩いていたら、
さっそくカンガルーが登場してスゴイナーと思いました。

これは「Castle Cove(キャッスル・コーヴ)」という
ポイントです。
名前の意味はたぶん
「お城のある入り江」という感じだと思います。

海岸に沿ってこうした展望台がいくつもありますが
どこも素晴らしい眺めでした。

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