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どうでもいいこと
●●●オーストラリア英語●●●

オーストラリアの英語はアメリカの英語とだいぶ異なると聞いて、すごく不安になってだいぶ予習をしたのですが、
通じなくて、どうにもこうにも困ってしまうというほどのことはありませんでした。

『エイ』という発音がが『アイ』に変わり、『アイ』が『オイ』に変化するという『法則』を頭に叩き込んでおけば、
その場で変換?してなんとかなりました。

こちらがしゃべる時は、アメリカ風の単語や発音でも全然OKだと思います。
観光先進国オーストラリアの人々は、どんな田舎でも、
世界各国からの旅行者と話すことに慣れているように思われました。だからすごく寛大です。

アメリカふう英語だろうが、僕が必死に話すインチキ英語だろうが、いっしょうけんめい聴き取ろうとしてくれます。
あの国の人たちは、そこらじゅうに、まるで野良猫のように外国人旅行者がウヨウヨしている、という状況に
慣れているように見えました。

ただオーストラリアの人が話すのを聞きとるときには、『ダイ&ノイ』と言われたら、『day&night(昼と夜)』のことだな、とか
『スナイク』と言われたら『snake(ヘビ)』のことだな、とか、頭の中で変換する必要が、僕の場合はありました。
『go』を『ガウ』と発音する人も、ウワサどおり本当にいました!!!

お昼ごはんはいつもこんな感じで
車の中でサンドイッチを作って食べました。

これはエスペランスの海岸です。
●●●味付けツナ缶●●●

オーストラリアには、『味付けツナ缶』があって、どこのスーパーマーケットでも売っていて、これは本当に便利でした。

一つ百数十円くらいで各種あって、
ツナ缶に、トマト味やサルサ味、ガーリック・ハーブ味などのソースがすでに和えてあるので
パンと、これさえあれば、いつでもどこでもおいしいサンドイッチが食べられるのです。

僕は、サルサ味のが気に入りました。

金鉱地帯のパブというのは
どれもこういう感じの外見でした。
●●●酒場の2階に泊まる●●●

宿泊は、ユースホステル9泊、モーテル5泊、パブ3泊、田舎の道端に野宿2泊、その他2泊でした。

ユースホステルは、ドミトリー(相部屋)で一泊1600円くらいが相場でした。
ドミトリーは、いろんな国からの旅行者と話ができるので楽しいです。

第1泊目のカルバリのユースホステルで、さっそくビックリしたのは
同室人のメンバーの中に欧州の若い女性がいて、洗濯した下着などをベッドの手すりに干していたことです。
日本のユースホステルは、「男女別」という原則は絶対的なものですが、オーストラリアはそのへんは区別しないらしいです。

ドミトリーは安く上がって良いのですが、プライバシーとか、荷物の管理とかを考えると気を使うこともあるので、
僕がよく利用したのは、ユースホステルの『シングルルーム』という種類の部屋です。
これは、2800円くらいで、個室がもらえます。
シャワーとトイレは共同なのですが、やはり自分が出かけるときに部屋にカギをかけておけるというのは、安心します。

僕がオーストラリアの宿泊事情で、とても感激し、素晴らしい文化だと思ったのが、
『パブ』という宿泊施設です。サザンクロスとレイベンズソープで泊まりました。

酒場の2階に泊まるというもので、安くあがりますし、何よりパブに泊まるという体験は、
何かオーストラリアの歴史や文化の本質のようなものを垣間見れるような気がして、とても気に入りました。

僕が泊まったのは2つとも金鉱地帯の、むかしゴールドラッシュで栄えて、いまサビれている町ですが
こうした宿泊施設の共通点として、
   ★ゴールドラッシュ時代の古くて立派な建物を多分そのまま使っている。(100年前にタイムスリップした気分)
   ★2階にある客室から、共同スペースのテラスに出られるようになっている。
     (テラスでビールを飲んでいると、他の宿泊客が気軽に話し掛けてきて楽しい)。
   ★ユースホステルと違って、外国人旅行者がほとんど居なくて、宿泊者は地元の人や、周辺の町から
     仕事できているオーストラリア人ばっかり(たいへんローカルな話が聞ける)。
などがあります。

ただ、レイベンズソープのパブでは、夜中まで下の階のバーで酔っ払いが騒いですごくうるさかったですし、
しまいには外に出て叫んだり、車のクラクションを乱打するヤツもいました。
でも僕は、この国の、普通の町に住む普通の人々の、普通の暮らしを見ることができた気がして
とても良い体験だったと思っています。

パブの2階のテラスです。
僕はこの空間がとても気に入りました。

みんなとてもフレンドリーで
旅行中だというと、あそこの景色がいいから行け、とか
こっちの道を通った方が景色がいいぞ、とか

こちらが恐縮するくらいの一生懸命さで
いろいろ教えてくれました。
みんなありがとう!!

24日間で、百人以上の人と言葉を交わしたけれど
出会った人々は本当に素晴らしい人たちばかりでした。
●●●地球最高のワンダーランド●●●

下の写真は、シャーク湾のデナムを未明に出発して、
日暮れまでひたすら、サザンクロスまでの1200kmを走った日の朝焼けです。

僕がこれまで訪れたいくつかの国と、オーストラリアは、明らかに雰囲気が違いました。
この地球上に、『ワンダーランド』という言葉がこれほど似合う国はないのではないか、などと今でも思っています。

壮大で謎と神秘に満ちた大自然や、次から次へと登場するヘンテコな野生動物に、見たこともない星座たち。
そして何より、ひとり旅の外国人にも、まるで友達や家族のように接してくれる人々。
地理の授業やテレビや本をとおして、少しは知ったつもりになっていたこの国を旅するとき、
僕は、未知の星を探検する冒険家の気分でした。
自分の住む星に、こんな場所があると知ることができて、とても素晴らしい24日間でした。

(シャーク湾の朝焼け)
アクアマリン事務所2004年社員旅行(参加1人)

11月29日 成田20:45発、カンタス航空70便に乗る
11月30日 パース朝6時着。空港でレンタカーを借りてカルバリまで走る       カルバリ泊
12月01日 カルバリ国立公園観光                               カルバリ泊
12月02日 シェルビーチに行く                                 デナム泊
12月03日 ハメリンプールへ行ってストロマトライトに会う                 デナム泊
12月04日 モンキーマイアに行ってイルカに会う                      デナム泊
12月05日 デナムからサザンクロスまでひたすら走る                   サザンクロス泊
12月06日 サザンクロスを一日歩く                               サザンクロス泊
12月07日 ゴールドフィールド観光                               ノースマン泊
12月08日 ナラボー平原を800km走る                             ユークラ泊
12月09日 バンダクリフの展望台を周る                            ナラボー泊
12月10日 セデューナへ行ってカキを食べる                         ナラボー泊
12月11日 午前中に洗濯をして、午後はナラボー平原を2時間歩く           ナラボー泊
12月12日 バンダクリフの展望台やユークラ砂丘を周る                  バラドニア泊
12月13日 バラドニアの博物館を見て、ノースマンでジンバラナ山に登る        ノースマン泊
12月14日 エスペランス観光                                  レイベンズソープ泊
12月15日 ウエーブロック観光                                   ピングラップの近くで寝る
12月16日 アルバニー観光、ウォルポール観光                       ウォルポール泊
12月17日 ペンバートンで木登りをする                            カタビーの近くで寝る
12月18日 ピナクルズに行って、パース空港に車を返す                  パース泊
12月19日 モンガー湖に行って黒い白鳥に会う、フリーマントルに行く          パース泊
12月20日 博物館へ行って、市内を歩く                            パース泊
12月21日 パース空港22:10発、カンタス航空79便に乗る
12月22日 帰宅!

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