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ATHERTON TEBLELAND
この写真は、ケアンズ郊外にあるバロン滝で、今回の旅行で最初に訪れた場所です。

成田空港を夜9時半に出発した飛行機は、ケアンズ空港に早朝6時に着きました。
僕たちはここで飛行機を乗り換えて、ダーウインに向かうことになっていましたが、
乗り換えの飛行機が夕方の6時半だったため、ケアンズで12時間も時間がありました。

そこで、いったん空港を出てどこかへ行こうということになりました。
ケアンズの見どころというと、グレート・バリア・リーフの美しい珊瑚礁が有名なのですが、
船で島へ渡って万が一、飛行機の時間に間に合わなくなってしまうと大変だし、
この日は雨降りで海へ行くという雰囲気でもなかったので、空港でレンタカーを借りて高原のほうへ行くことにしました。

早朝のケアンズ空港は恐ろしいくらい閑散としていて、いくつかあるレンタカー会社のカウンターにも誰もいなくて、
『御用の方は電話をしてください』という看板と直通電話が置いてあるだけでした。

そこで、テキトウにレンタカー会社を選んで電話の受話器をとって『あのー、今から車借りられます?』というと、
係員さんがやってきたので、コンパクト・カーを一日借りました。

これはバロン滝から1時間、
ユンガバラという町の近くにある、
『カーテン・フィグ・ツリー』です。

大木に寄生するイチジクの木の無数の根が
カーテンのように垂れ下がって
不思議な光景を作っています。

ユンガバラの近くには
『火山湖国立公園』があり、このイーチャム湖と、
バーリン湖という2つの小さな火口湖があります。

ガイドブックには『青い湖面が美しい』とありますが、
この日はドンヨリ雲って灰色でした!

湖畔の遊歩道には大きなトカゲもいました。
ケアンズでのこの一日は、下調べもなく、
レンタカー会社のカウンターのお姉さんに教えてもらった通りのルートをドライブしただけでしたが、
熱帯雨林の中を散策して滝や湖を見られて良かったです。

さらに南のミラミラ滝にも行きました。
とても美しい姿をしており印象的です。

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オーストラリア旅行記2005