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ケープタウン CAPETOWN

これは、南アフリカ共和国・ケープタウンのウォーターフロントから見たテーブル山です。
あの頂上が平らなテーブル・マウンテン(1087m)はケープタウンのシンボルです。

そして天文ファンである僕にとって、この山を見ることは一つの憧れでした。その理由は、
この山が『テーブルさん座』という星座になっているからなのです!

星座はぜんぶで88個ありますが、その中で、実在する地名が星座になっているものは『テーブルさん座』ただ一つ。
その、『星座になった山』を自分の目で見て、あの平らな頂上に立ってみたいというのが、
アフリカを訪れるにあたっての、僕の大きな目標の一つでした。

南米ブエノスアイレスから飛行機で大西洋を渡り、ケープタウンの国際空港に降り立ったのは2007年4月23日の朝。
素晴らしい快晴です。そこは僕たちが生まれて初めて見るアフリカでした。

僕たちは、アフリカにやって来たその日にさっそくテーブル山に登ることにしました。
南米からの長時間のフライトで、時差もありとても眠かったのですが、ガイドブックには、
『テーブル山はいつも雲がかかっていることが多いので、
麓からキレイに見えたらチャンスを逃さずにすぐ登るべき』、と書いてありました。
 

これがテーブル・マウンテン山頂からの眺めです!!

中央に写っている高層ビル群がケープタウンの中心街。

僕たちが滞在した宿は、あの矢印のあたりです。
観光スポットのウオーターフロントまで
歩いて行ける近さだったので、
滞在中はよくショッピングに通いました。

テーブル山の山頂までは、ロープウェイであっという間につきます。

ケープタウンには1週間ほど滞在しましたが、ずっと雨続きで、晴れたのはこの初日だけでした。
ガイドブックのアドバイスを信じて、真っ先に登ってしまっておいて本当に良かったです!
 

ついに
憧れのテーブル・マウンテンの頂上に立ちました!

あの尖った山はライオンズ・ヘッド(標高669m)。
素晴らしい眺めです。

テーブル山の頂上には大きなトカゲがたくさんいました。

テーブル山の頂上は、
このような広大な平面になっていて
遊歩道が整備されています。

天上を歩いているみたいでとても気分が良かったです。

テーブル山から見る大西洋。
僕たちはこの海を渡ってきました。

周遊観光バスで海岸線をひと回り。

2階席は屋根が無いので、海風が爽やかです。

ケープタウンは『世界一美しい海岸線』を持つと言われ、
世界中のお金持ちの人達の別荘が並んでいます。

この夕景はほんとうに美しかったです!

ケープタウンで滞在した宿も良かったです。
共同のキッチンがあったので自炊をしていると、仕事で長期滞在していたドイツ人の青年がよく話し掛けてくれました。
『ベルリンは楽しい街だから必ずおいでよ。
トルコ人とか、いろんな民族の文化がミックスしていてエキサイティングだよ』と言っていました。

ケープタウンに滞在していた1週間は、初日を除いてはずっと雨続きでした。
それに僕は風邪をひいて数日寝込んでしまったので、テーブル山に登ったことと、
喜望峰への一日ツアーに参加したこと以外は、あまり観光はしていません。

外出はあまりしませんでしたが、テレビでスポーツ観戦をずっとしていました!!
ちょうど『クリケット』のワールドカップがどこかの国で開催されていて、テレビでは毎日試合を生中継していました。
町なかのバーでも店内の大きなテレビで流れています。

クリケットは野球にちょっと似た競技で、日本では全く馴染みがありません。
しかし、昔イギリスの植民地だったオーストラリア、ニュージーランド、インド、パキスタン、スリランカ、
そしてこの南アフリカ共和国などでは絶大な人気があり、野球やサッカーより盛んな国もあるらしいです。

クリケットの試合は、ひとつの試合が6時間とか、8時間とか続きます。
最初はルールも分からずただ眺めていたのですけれど、
毎日何時間も見ていたら、『こうなった時に点が入るんだ』というのがだんだん分かってきて、
すっかりその面白さにハマってしまいました。
準決勝や決勝などは、日時をチェックして必ず見るようになってました(笑)。
 

雨上がりのケープタウン中心街。

昼間なのに人の気配がぜんぜん無くて
ちょっと怖い感じでしたので、
用事が済んだら早々に引き上げました〜。

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新婚旅行記 第3部