三峡下りの終点の街「宜昌(イーチャン)」 |
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これは宜昌駅前の交差点です。マクドナルドもあります。
とにかく人が大勢いました。
ホテルから駅まで散歩しました。
駅前の広場には何千人もの人が列車を待っていました。
駅の売店で缶ビールを買いました。 |
宜昌という街は、長江のほとりにあります。
もともと、この街に行く予定はありませんでしたし、名前すら知りませんでした。
僕は、重慶から武漢まで、ずっと船で行けると信じていたのですが、ダムがほぼ完成して通れなくなったとかで、
ダムの上流の「茅坪(マオピン)」という街で船を下ろされてしまいました。
武漢まではまだ400kmくらいありました。
武漢から北京までの飛行機の切符を買ってあったので、なんとか武漢まで行かないといけないのでした。
船会社の人が、「降りてからの交通手段は用意してるのか?」と聞くので、
「いや、何も考えてない。どうしたらいいすかね」と答えると、
「バス停まで送ってあげるから、バスで宜昌へ行け。そこからまたバスで武漢まで行け」と言われました。
宜昌まで1時間、そこから武漢までさらに4時間だと言います。不安で気が重くなりました。
しかし、ドイツのカップルがタクシーで宜昌まで行くというのを聞いて、僕らもタクシーを呼んでもらいました。
それでとりあえず宜昌へたどりつき、この街で1泊することにしました。 |
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