PEMBERTON |
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この写真は、僕がペンバートンという町の郊外で木登りをして、その木のテッペンからの眺めを撮ったものです。
その木の高さは、61mもあって、たいへん恐ろしい木登りでしたが、
頂上までたどり着くと、他の木々を見下ろして、樹海をずっと遠くまで見渡せて素晴らしい眺めでした。
この地方には、カリーの木という巨木の森があって、
ペンバートンには大勢の観光客が、『巨木の木登り』へ挑戦しにやってきます。
僕はペンバートンの観光案内所に行って、係員さんに木登りの場所を尋ねると、
木登りチャレンジの巨木は3ヶ所あるというので、どれが一番良いですかねと尋ねたら、
『61mの木が一般的で、みんなたいていこれに登るけど、
もしあなたが自信があってスリルを求めるなら、68mのもあるわよ。こっちは揺れてコワイわよー!』というので
ここは旅行の流れ的に命を懸けるところじゃないと思って、61mの一般的なほうを教えてもらいました。
しかし僕は61mの巨木を見て、ホントウにこれに登るの?!?!? と、足がすくみました。 |
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これが、僕が登った
61mのグロウセスター・ツリーです。
まだずっと上に続きがあります。
もともと、山火事を監視するために
森の中でも特に高い木に登れるようにしたのが
いまは観光の呼び物になっているそうです。 |
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木には鉄の杭が打ってあって、それを頼りに登ります。
踏み外したらもう終わりですし、
登り口には『あなた自身の判断と責任で登って下さい。』
と書いてあります。
不思議なことに
登っているうちに体じゅうの力がフワッと抜けて、
手を離しそうな感覚に襲われます。
恐ろしいのは、
降りる人と登る人が、
この状態ですれちがわなければならないことです。
登っている途中に上から人が来たときには
本当にどうしようかと思いました。。 |
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このカリーの森林地帯はとても良かったです。
空気そのものが不思議な力を持っている感じで
深呼吸すると心の底から安心する気持ちになりました。 |
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ペンバートンから南東100kmの
ウォルポールの町には
この巨木の森のテッペンを歩く
空の遊歩道『Tree Top Walk』があります。
ここもすごく良かったです。 |