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CAPITOL REEF
キャピトルリーフ国立公園は、アメリカ西部にひろがる広大なコロラド高原をつくる地層を、
もっともダイナミックに見られる場所の一つです。
深い青空に映える赤い赤い砂岩は強烈に心に焼きつきます。

たいへん交通の便のわるいところにありますが、ブライスキャニオン、アーチーズという2つの国立公園の中間にあるので、
僕達はここのすぐ近くのトーリーという小さな町で1泊して、キャピトルリーフを見ました。
国立公園内は、シーニック・ドライブという片道16kmの道路があり、
たいていの観光客はこの道を往復して巨大な岩の造形を堪能します。

シーニック・ドライブのなかほどに
「エジプトの神殿」という名前の岩があります。
シーニック・ドライブは地層の露出する崖に沿っています。
岩壁には様々な色の地層がありそれが果てしなく延々続いています。
地の果てまで同じ地層が続いている光景はスゴイです。

ドライブウエイの終点から
「Capitol Gorge」という渓谷を歩く遊歩道がありました。

渓谷といっても、普段は涸れていて
雨が降ったときだけ洪水になるような所です。
非常に幅が狭く、両側は切り立った岩壁ですごい景色でした。

キャピトルリーフ国立公園内には
モルモン教徒の開拓者が作った納屋や学校が
残っていました。

これはなんと学校です。
中をのぞくと、机や教壇などが残っており、
開拓者の人たちの生活がすごくリアルに感じられました。
そして、キャピトルリーフには先住民が残した岩絵が残されています。
  
これらは人間の姿のようにも見えますし、何かもっと別のものを描いたかのようにも思われます。
とにかくたいへん不思議な印象を受けます。

子供のころ、世界の至るところの古代遺跡にUFOや宇宙人を描いたと思われる壁画がある、
という話を本で読んだことがあって、その中でこのキャピトルリーフの壁画の写真を見たような気がします。
なんか見覚えがありました。

しかし、この不思議な姿は宇宙人ではなくて、お祭りのときにいろいろな飾りや、かぶりものを身に付けた人の姿なのだとか、
単に空想して描いたとか、いろいろ説があるそうです。

壁画はすごく高いところにあって、とても巨大なものでした。崖の下に展望台があって、双眼鏡が備え付けてあります。
左の写真の人物像は、肉眼でも見つけられましたが、真ん中の写真の人物像と、右の写真のヘンテコな物体は、
双眼鏡じゃないと見えませんでした。

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西アメリカ旅行記