キンデルダイク KINDERDIJK |
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これは、世界遺産に登録されている『キンデルダイクの風車群』です。
オランダといえば風車のある風景が有名です。
僕たちはアムステルダムから電車とバスを乗り継ぎ、日帰り旅行で行ってみることにしました。
相変わらずオランダ語の表示はサッパリわからないので、最寄り駅からバスに乗るのが大変でした。
次々とやってくるバスの運転手に『すみません、キンデルダイクに行きますか?』と聞きまくり、やっとバスに乗れました。
運転手さんには何度も、『風車のところで降りますから、着いたら教えてください!!』と頼みました。
あんまりしつこく言ったので、『まあまあ落ち着いて、ちゃんと教えるから安心して座ってな』と言われ、
運転手さんにも他の乗客たちにも笑われてしまいました。
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無事にバスを降りると、
とつぜん土砂降りの雨が降ってきました。
僕たちはレストハウスで腹ごしらえをしながら
雨が止むのを待ちました。
サチコネエサンは巨大なパンケーキを食べています。 |
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風車小屋の中に入ることができます。
小さな窓があって、
そこから外に見える風車の風景が
とてもカッコよかったです。 |
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風車小屋の内部。
風車の回転を伝えてゆく巨大なギアがあります。 |
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雨も上がり、いかにもオランダという感じの
素晴らしい風景の中を歩きました。 |
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とてもノドカなところです。 |
キンデルダイクからの帰り道、まだ時間があったので『デルフト』という町に立ち寄りました。
ここは、フェルメール好きの僕としましては、オランダで一番『良かった』と思える場所です。
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これが、『デルフトの眺望』です。 |
↑何気ない運河の風景ですけれども、フェルメールの絵が好きだという人にはピンと来ると思います。
これは、フェルメールが17世紀に『デルフトの眺望』という絵を描いた、まさにその場所の風景なのです。
350年の間に変わってしまっている部分もありますが、全体的な雰囲気は残っています。
それにこの写真では、雲の感じがフェルメールの絵にけっこう似ています。
僕はここに立ったとき、すっごく感激しました!!
自分が、好きだったり、尊敬していたりする歴史上の人物と、同じ場所に立ち、
同じものを見ているというのは本当に幸せだし、エキサイティングです。
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デルフトの広場。
カフェの屋外のテーブルで、
この景色を見ながらコーヒーを飲みました! |
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カフェのお姉さんに
『フェルメールが結婚式を挙げた
市庁舎はどれですか?』と聞いたら、
『え?誰のこと?』と言われてしまいました。
『フェルメール』と何度言っても通じないので
『ほら、この町出身の偉大な画家ですよ!』と言ったら、
『ああ、なんだ、ヴァーマーのことか。
あの建物がそうよ』と言われました。
『Vermeer』は、フェルメールじゃなくて
ヴァーマーと発音すると通じるのね〜。 |
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フェルメールが埋葬されている旧教会の塔は、
だいぶ傾いて建っています。
ピサの斜塔以外にも
傾いている塔があるんだなーと思いました。 |