TOP > JOURNEY > アクマリ旅行記 > 西アメリカ旅行記 > ロズウェル
ROSWELL
ニューメキシコ州東部にあるロズウェルという町は、「UFOの里」として世界的に有名な町です。

1947年7月4日の午後11時50分頃、この町の郊外に大音響が響き、火の玉が落ちてゆくのが目撃されました。
翌日、ブレイゼルさんという人が、農場に謎の部品や不思議な物体がコナゴナになって散らばっているのを発見したそうです。
この町の人々は、それがUFOの墜落であり、国家がその事実をいまでも隠していると信じている、そうです。

ロズウェルのことはテレビなどで見たことがありましたが、
自分がそこへ行くことになるとは、前の日まで夢にも思いませんでした。

ここに行く前の日に、予定ではギャロップという町で泊まろうとしていたのですが、
ギャロップの町についたら、市街へ向かう道が、事故のためか急に渋滞になって動かなくなってしまいました。
それで、まだ陽も高いし、ハイウエイを走って次のグランツという町まで走ってしまったのです。

はからずも予定より先に進んで余裕ができたので、次の日にどこかに寄って行こうということになりました。

地図を見たら、ロズウェルという町の名前があったので、
「これはUFOのロズウェルか?」と思ってツアーブックを読んだら、そのとおりでUFO博物館もあると書いてありました。
面白そうなので、遠回りして寄ってみることにしました。

これがUFO博物館です。
UFOが突き刺さっています。
ギフトショップではUFOグッズが充実しています。

メインストリートの街灯も宇宙人デザインです。
旅先で予定外のところへ行くときは、独特の昂揚感があります。
いちめんの大草原のなかにロズウェルの町が現われ、そこに入ってゆくときはワクワクしました。
メインストリートを走っていると、いたることろにUFO関連の看板などがありました。

UFO博物館は、入場無料でした。
それに、展示の写真を撮っていいか職員さんに尋ねたところ、
どうぞどうぞジャンジャン撮りなさいと言われたので、館内の写真もたくさん撮りました。

館内には、1947年の「ロズウェル事件」についてたいへん詳しく展示されていました。
世界のミステリー・サークルの写真をたくさん集めているコーナーはなかなか面白かったです。
ところでミステリー・サークルって、
英語では、「Crop Circle(畑のサークル)」という言い方で、客観的な言い方だなあと思いました。

ニューメキシコの大草原。
ロズウェルの町から、
UFOが墜落したと言われる方角を写しました。

56年前の夏、この空を眩しい閃光が切り裂いたのです。

←前のページ | 次のページ→
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
西アメリカ旅行記